Rabbit使ってみた
インストール
思い出しながら書いているので抜けがあるかも.
MacPortsを使った.最初にport自体のアップデートをした(コマンドは忘れた).
X11なしで動かしたかったので
sudo port install pango +no_x11 +quartz sudo port install cairo +no_x11 +quartz sudo port install gtk2 +no_x11 +quartz sudo port install rb-rabbit
/opt/local/binに300項目程インストールされた.ruby以外にもperlやpython,readline等いろいろインストールされた./usr/localに入ってるんだけどなぁ.なんという重複.
(2009-11-15 18:04追記)
rubyのソースコードに色をつけるには,ruby.stをどこかから拾ってくる必要がある(これがないとtheme-bench.rabを動かした時に怒られる)./usr/share/enscript/hl/にぶち込んだら動いた./usr/localか/opt/local以下にディレクトリ作って入れても動くかもしれんけど試してない.(追記ここまで)
起動
sampleを起動してみる.起動はするが最前面には出てきてくれない.クリックして最前面に持ってくると落ちる.
これと同じ感じのエラー.再現性100%.http://www.cozmixng.org/retro/projects/rabbit/tickets/179
ソースを読んでみた感じ,俺の予想では,pressしたときのイベントをreleaseで参照してるのに,最前面に持ってくるときのクリックではreleaseイベントしか起きない(last_button_press_eventがnil)のでエラーになる.適当にソースを弄ってエラーが起きないようにした.
あとzを連打したらSEGVしたような気がする.
rdを書く
rdはまだいいんだけどRabbitのドキュメント不足が致命的なのでsampleのソースを読む.
いや,rdもドキュメント足りてないよね.
themeを書く
Rabbitのドキュメント不足が致命的な致命傷で3時間くらいソースを探したり読んだりしてた.
- フォントを設定する
- 整形済みテキストもフォントが変わってしまうので,整形済みテキストだけフォントを変えたい
- 整形済みテキストをどうやって指定していいか分からない
- ソースを探索してPreformattedTextを見つける
- PreformattedTextにフォントを設定しても変わらない
- 組み込みのテーマのソースを読みまくる
- match("**", PreformattedText, "**", Text)
この辺のクラスと意味の一覧は欲しいよね.あとドキュメントとチュートリアルが欲しい.
PreformattedTextか何かに(font-familyでなく)font_familyとかいうプロパティがあったけどなんなんだろうな.
その他
文字が多すぎても,自動で小さくしてくれたりはせず,はみ出る一方である.(themeでscriptを書けばできそうだけど…)
ディスプレイの関係でフルスクリーンにするとアスペクト比が変わる.
うさぎと亀の使い方も最初は分からなかった.
Dockに出てくるアイコンが味気ない(しかも名前がruby).なんとかならないかな.
感想
- themeのrabbitがかわいい
- うさぎと亀で時間がわかるのがよい
- 起動が遅い
- ドキュメント不足
- テキストで書けるのは便利だけど,Rabbitの自動再読み込みが重くて応答速度が遅い